原 三郎さんからシェアしました。
滋賀県木之本町に、400年以上も前から受け継がれてきた桑酒がある。
木之本宿は北国街道にあり、北陸と京都を結ぶ要衝の地であった。
この地域はもともと養蚕の盛んなところで、今もチリメンや琴の糸が作られている。
このあたり一面が桑畑であったことは想像に難くない。
山路酒造有限会社が作る400年以上の伝統を持つ桑酒は、近江米の焼酎に桑の葉を付けこみ、みりん製法により作られる。
アルコール度数14度は、やさしく飲みやすい桑の葉リキュールである。その昔は、旅人の旅の疲れをいやす得難い酒だったのであろう。
原三郎さんのプロフィール
NPO法人 日本マルベリークラブ
代表理事 President · 2004年6月から現在
桑・カイコ・絹の新しい機能の解明とその利用方法の研究、それらの効果の普及活動
Studies, development and promotion of new functions and utilization of mulberry, silk-worm and cocoon.
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