地域の特産物の育て方は、こうした宝の山をいかすことがベターですよ。
兵庫県内の市場が率先して掘り起こしに取り組みたいものです。
★「朝倉山椒」
兵庫県の資料によると、「但馬の朝倉山椒」は日本の絶品にして・・・この山椒は毎年幕府に進献するの例なりしか(校補但馬考)。
八鹿朝倉村の豪族朝倉氏とその地名から朝倉山椒の名がついた。
トゲのない山椒として知られている朝倉山椒の原生地は、現在の養父市八鹿町朝倉で、山城地方誌の「よう州府志」(1684年)によると「但馬朝倉より産出する山椒を佳となし、京師富小路にてこれを売る」とあり、「重複本草網目啓蒙」(1809年)に「蜀椒アサクラサンショ唐にては蜀の国に山椒を上品とし故に本邦の朝倉山椒を蜀椒という」とある。
また、江戸中期(1730年)頃に朝倉村、今滝寺村より出石藩江戸屋敷に朝倉山椒を献上したとされている。
兵庫県「食・農林水産」
★2013年4月5日に投稿した記事です。
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