農林水産省
米国農務省は、10月11日(現地時間)、2012/
2012/13年度の穀物全体の生産量は消費量を下回るが、
1世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量:22億2,827万t(対前年度比 3.5%減)
(2)消費量:22億7,538万t(対前年度比 1.2%減)
(3)期末在庫量: 4億2,128万t(対前年度比10.1%減)
(4)期末在庫率:18.5%(1.8ポイント減)
《主な品目別の動向》
〈小麦〉
生産量は、前年度、悪天候による被害を受けた米国の他、
(1)生産量
6億5,305万t(対前年度比 6.1%減) 米国、インド等で増加、ロシ ア、カザフスタン、ウクライナ、豪州、EU、アルゼン チン等で減少。
(2)消費量
6億7,822万t(対前年度比 2.5%減)
インド、米国等で増加、ロシア、ウクライナ等で減少。
(3)期末在庫量
1億7,300万t(対前年度比12.7%減)
(4)期末在庫率
25.5%(3.0ポイント減)
(5)前月からの主な変更点
生産量は豪州で乾燥により下方修正、消費量は米国で上方修正。
〈とうもろこし〉
生産量は、
(1)生産量
8億3,902万t(対前年度比 4.4%減)
中国、アルゼンチン、メキシコ、南アで増加、米国、EU、
(2)消費量
8億5,329万t(対前年度比 2.3%減)…中国、ブラジル等で増加、米国、EU等で減
少。
(3)期末在庫量
1億1,727万t(対前年度比 10.8%減)
(4)期末在庫率
13.7%(1.4ポイント減)
(5)前月からの主な変更点
大きな変更なし。
〈米(精米)〉
生産量は、
(1)生産量
4億6,510万t(対前年度比 0.0%増) 中国等で増加、インド等で減少。
(2)消費量
4億6,858万t(対前年度比 2.3%増)
中国、インド等で増加。
(3)期末在庫量
1億197万t(対前年度比 3.3%減)
(4)期末在庫率
21.8%(1.2ポイント減)
(5)前月からの主な変更点
大きな変更なし。
2世界の大豆需給の概要(見込み)
生産量は、米国はコーンベルトの高温乾燥により減産となるも、
(1)生産量
2億6,428万t(対前年度比 11.0%増)
ブラジル、アルゼンチンで増加、米国で減少。
(2)消費量
2億5,876万t(対前年度比 1.8%増)
中国、アルゼンチン等で増加、米国で減少。
(3)期末在庫量
5,756万t(対前年度比 5.1%増)
(4)期末在庫率
22.2%(0.6ポイント増)
(5)前月からの主な変更点
生産量は、米国で単収・収穫面積の改善により上方修正。
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