青森合同青果株式会社
休みが6日増えました
中央卸売市場の営業日は条例により定められていますが、臨時休開市日の設定は開設者である自治体が設置した「取引委員会」で毎年決定されます。
取引委員会は、卸売業者・仲卸業者・売買参加者・出荷者の代表と学識経験者で構成され、部門ごとの専門部会が事前協議した原案を審議し、その結果を開設者(青森市長)へ答申します。
平成31年の青果部は、前年よりも一気に6日臨時休市日が増え、営業日数は254日に。最需要期の12月第4週を除き週休二日を達成することができました。
現在、全国の卸売市場は人手不足と人材確保に苦しんでいます。「休みが少ない」というイメージを払拭するために、ここ数年、臨時休市日の増設を進めてきました。10年前と比較すると21日休みが増え、ようやく世間並みになりました。
とはいえ、生活必需品である生鮮食料品を取り扱う公益性の高い公共施設として、出荷者や需要者の利便性を損なわなうわけにはいきません。
勤務体制の見直し、取引方法の弾力化、物流の効率化などの「働き方改革」に努めながら労働条件の改善に取り組んでいます。何卒ご理解ください。
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