二極化続く

 

 

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二極化続く




 

 

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品目が高騰と低迷に二極化しているのは前月と変わりません

 

 

青森市中央卸売市場12月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜の平均卸売価格の対平年指数は前月より4ポイントアップし98%に。

全体としては平年並みですが、品目が高騰と低迷に二極化しているのは前月と変わりません。

年末の最需要期でも需給は締まらず、相場安の品目が圧倒的に多くなっています。

中旬までは平年より気温が高く、多くの品目が生育順調で潤沢な入荷となりました。

下旬になると急激に気温が低下し、猛烈な寒波が列島を襲いました。

出荷ペースが鈍り土壇場でようやく平年並みまで値を戻す品目もありました。

しかし中旬までの安値が足を引っ張り、月間平均単価は平年を超えることはありませんでした。

品薄が続く土物類は高止まりが続いています。

コロナの新規陽性者数が激減し人流は一昨年並みに回復、年末年始の新幹線や空の便は帰省客でにぎわいました。

しかし、三が日が明けると新型オミクロン株による第6波が始まり、経済回復の出鼻がくじかれる格好となりました。

明日から沖縄県と山口県ならびに広島県の一部にまん延防止等重点措置が適用、Go to再開も見送られ、先行きは再び不透明に。

-は該当なし、△▼は前月からのランクの移動を示します。
・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 ばれいしょ、玉ねぎ
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -
・平年より高い
(125%以上150%未満)
 -
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 -
・平年並み
(90%以上111%未満)
 トマト、さといも、なす
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 レタス△、ほうれん草△
 だいこん、ねぎ△
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 ピーマン、にんじん
 キャベツ▼きゅうり
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 はくさい▼
・平年より極めて安い
(50%未満)
 -
主要産地の作柄が良好で安定した入荷が続いているキャベツ。

今月も軟調相場となる見込み。飲食店需要が振るわないため加工業務向けの大玉の引き合いが弱く、この先も小売り中心の荷動きになりそうです。

家計消費だけが頼りです。たくさん召し上がってくださいね。

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感染症予防の基本は「手洗い」「十分な睡眠」そして「バランスの取れた食事」。

ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれる野菜や果物を積極的に食べるようにしましょう。

中央卸売市場では開設者である自治体と事業者が連携し「事業継続計画書」を作成しています。

生鮮食料品の安定供給体制を維持できるよう感染防止と危機管理に努めています。

 


 

 

 

 

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