青森合同青果株式会社
ソーシアルメディアで青果物流通
一年間ありがとうございました
今日は止め市、一部の品目を除き年内の取引は終了となります。
今年の年間平均気温は統計開始以降最も高い値になり、青果物の価格形成にも大きく影響しました。
冬春野菜は暖冬により生育が前進し、慢性的に供給が需要を上回る状態で軟調な相場が続きました。
北日本では梅雨明けとともに著しい高温干ばつとなり、北海道産土物類の大不作につながりました。
台風の発生が少なかった今秋は穏やかな日が続き、秋冬野菜の生育環境はすこぶる良好で露地物を中心に相場低迷が長期化しました。
年が明けると国内でのコロナ初感染が確認されてから2年となります。
コロナ禍で生活様式が大きく変わり、消費行動も大きく変容しました。
しかし、感染拡大と減少を繰り返しながらも、ワクチン接種による集団免疫獲得や経口治療薬の承認などコロナ対策は進んでいます。
コロナ禍は着実に収束に向かっている感があります。
青果業界においてはパンデミック初期の巣ごもり特需は喪失しましたが、飲食店を中心とした加工業務需要は盛り返しつつあります。
社会経済活動の再開に向け、生鮮食料品の基幹的流通機構という責任を自覚し業界一丸となって頑張ってまいります。
来年は青森市中央卸売市場開設50周年という大きな節目の年となります。
これまで市場を支えてきた先人たちの偉功に感謝するとともに、改正卸売市場法とアフターコロナ下での新たな青果物流通に対応できる卸売市場としてさらなる発展を目指す契機とします。
秋には様々な記念行事を計画中です。
コロナ禍が沈静化し予定通り挙行できることを願っています。
一年間、ご愛読いただきありがとうございました。
皆様よいお年をお迎えください。
代表取締役社長 篠崎真孝
コメント