軟調相場続くも回復の兆しあり

 

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軟調相場続くも回復の兆しあり

 

 

 

 

 

 

 

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青森市中央卸売市場の1月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年指数は、前月より6ポイントアップし93%に。

相場の低迷も底を打った感があります。

秋冬野菜の主産地である関東地方では、昨年暮れけから記録的少雨が続いています。

干ばつで生育が停滞し、暖冬による前進出荷傾向にブレーキがかかりました。

出回り量が抑制され、レタス、だいこんなどの露地野菜の価格はようやく持ち直してきました。

品目別の平年対比は以下の通り。

 

△▼は前月からのランクの移動を示します。

 

◆平年より極めて高い(200%以上)
 ※該当なし

◆平年よりかなり高い(150%以上200%未満)
 玉ねぎ

◆平年より高い(125%以上150%未満)
 里芋△

◆平年よりやや高い(111%以上125%未満)
 ピーマン△

◆平年並み(90%以上111%未満)
 きゅうり▲、なす△、にんじん、ばれいしょ、ほうれん草△

◆平年よりやや安い(80%以上90%未満)
 レタス△、ねぎ▼

◆平年より安い(67%以上80%未満)
 キャベツ、トマト▼、だいこん△

◆平年よりかなり安い(50%以上67%未満)
 はくさい

◆平年より極めて安い(50%未満)
 ※該当なし

茨城県産はくさいは干ばつの影響もなく潤沢な出回りとなっています。卸売価格は平年の4割安と依然として低迷していますが、他品目の価格浮揚につられて徐々に底上げしていくと思われます。

 

 

 

 

 

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