盛り上がりに欠けた年の瀬

 

 

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盛り上がりに欠けた年の瀬

 

 

 

 

 

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青森市中央卸売市場の12月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年(直近4か年の平均)指数は98%と前月より4ポイントダウンしたものの「平年並み」でした。


12月は全国的に暖冬傾向でしたが、日によって寒暖の差が大きくなりました。

冬型の気圧配置が長続きせず、日本海側の積雪は平年より少なめ。

青森市も平年の5分の1と極めて少雪となっています。

野菜は台風や豪雨被害で出遅れていた品目が増量し、年の瀬にしては落ち着いた相場展開に。

指定野菜14品目のうち、ほうれん草を除くすべての品目が平年並みかそれ以下となりました。

指定野菜以外では、春菊、小松菜、水菜などの葉物野菜の相場は堅調でした。


-は該当なしを、△▼は前月からのランクの移動を示します。

・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 -

・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -

・平年より高い
(125%以上150%未満)
 -

・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 ほうれん草▼

・平年並み
(90%以上111%未満)
 ねぎ、きゅうり、人参△、なす▼、レタス▼
 はくさい、ピーマン、里芋、玉ねぎ

・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 トマト▼、大根▼

・平年より安い
(67%以上80%未満)
 キャベツ、ばれいしょ▼

・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 -

・平年より極めて安い
(50%未満)
 -

きゅうりは主産地の西南暖地からの出方が鈍く年末に向けて高騰しましたが、年明けには出荷量が回復し相場も沈静化。潤沢な出回りが続く大根、キャベツは荷動きが悪く低迷が続いています。

 

 

 

 

 

 

 

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