野菜の価格はようやく平年並みに

 

 

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野菜の価格はようやく平年並みに

 

 

 

 

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青森市中央卸売市場の11月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年(直近4か年の平均)指数は102%と前月より一気に31ポイントアップし「平年並み」に。平年値を上回ったのは13カ月ぶりです。

11月になっても季節の進みは遅く、各地の初雪は1~2週間遅くなりました。

青森でも平年より8日遅れとなりました。本格的な冬の到来はまだ先のようです。

野菜は夏秋産地から秋冬産地への切り替え時期に。

台風や豪雨被害を受けた関東産の出遅れや品質低下による品薄で葉茎類や果菜類の価格が上伸しました。

指定野菜14品目のうち10品目がランクアップし、長かった相場低迷にもようやく終止符が打たれました。

一部品目の品薄傾向は徐々に解消されつつあり、この先は平年並みの出回りとなりそうです。

増税に伴う消費マインドの冷え込みと暖冬による需要不振など不安要素も多く、現況の相場を維持できるかは不透明です。

年末に向けた活発な需要を期待しています。


-は該当なしを、△▼は前月からのランクの移動を示します。

・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 -

・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 レタス△

・平年より高い
(125%以上150%未満)
 トマト△、ほうれん草△

・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 なす△

・平年並み
(90%以上111%未満)
 だいこん△、里芋△、ピーマン△、白菜△
 きゅうり△、ねぎ、玉ねぎ

・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 ばれいしょ▼

・平年より安い
(67%以上80%未満)
 キャベツ△

・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 人参

・平年より極めて安い
(50%未満)
 -

相場が低迷していた人参も北海道産の終了と後続産地の千葉県産の出遅れで価格を持ち直しつつあります。しかし、九州産が大豊作との情報もあり、予断を許さない状況です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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