Michaelkubota Kubotaさんからシェア
こんにちは、マイク久保田です。
ズボンの裾揚げ、スカートのほつれ直し・・・。
ちょっとした簡単なこととは言え、自分でするのは大変です。
他のところはまだ全然大丈夫なのにボタンが取れてしまった、小さな穴が開いてしまった・・・。
ただそれだけで捨てるにはもったいない。
そんな衣類のお悩みを瞬時に解決してくれる超スーパー・オタスケマンに久々に遭遇しました。
なんと、ミシンの移動式屋台で、ジャカルタの隠れた人気者です。
三輪自転車に装備された骨董品級の年代物のミシン・・・。
いったいどれくらいの年月、どれくらいの人達の大切な衣服を直してきたことでしょう。
ありがたいことです。器用に「ちゃちゃちゃ」っと何でも直してくれるこうしたミシン職人?
テイラーさん?は伝統的な市場でも見ることはありますが、三輪自転車で住宅街を巡回してくれるなんて、なんて気が利くことでしょう。
通りがかりに「ちょっと待って!ちょうど良かった!」と呼び止めて、お兄ちゃんの小さくなった服を詰めて下の子用に・・・。
なんて依頼もできそうです。
ジャカルタでは庶民の所得も上がり、モールなどには物が溢れ、古くなった衣料品などもポイっと捨てて新品を買うことも困難ではない経済的&物理的発展も進んでいます。
それでも思い入れのある物、まだまだ使える物は大切にしたい。
そんな気持ちを助けてくれるミシン職人さん。
豊かな時代でも忘れられてはいないリユース・リサイクルの「もったいない」精神。
なんだかホッとしました。
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