青森合同青果株式会社からシェア
記録的安値でした(泣)
青森市中央卸売市場の10月の販売統計がまとまりました。
国が定める「指定野菜」14品目の平均卸売価格の対平年指数は前月より8%ダウンの69%。記録的な安値でした。
品目別の平年対比は次の通り。出荷調整が行われた玉ねぎは持ち直しましたが、白菜、大根、馬鈴薯、人参、キャベツなどの土物類と大型野菜は依然として深刻な価格低迷が続いています。
特に「野菜相場のバロメーター」と言われるキャベツに相場回復の兆しすら見えないのが辛いです。
△▼は前月からのランクの移動を示します。
◆平年より高い(125%以上150%未満)
※該当なし◆平年よりやや高い(111%以上125%未満)
ねぎ△◆平年並み(90%以上111%未満)
ピーマン△、きゅうり△、なす、ほうれん草◆平年よりやや安い(80%以上90%未満)
里芋▼、トマト▼、玉ねぎ△◆平年より安い(67%以上80%未満)
レタス▼、白菜▼◆平年よりかなり安い(50%以上67%未満)
大根▼、馬鈴薯、人参△◆平年より極めて安い(50%未満)
キャベツ▼曇雨天続きで生育が停滞していた果菜類の相場が上向きかけたところに、月末の二度の台風襲来で一部の露地野菜も値を上げています(まだ平年の水準には及びませんが…)。今後、被害の影響が長期化する可能性もあり、予断を許さない状況です。
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