野菜の価格は平年並みに
青森市中央卸売市場の9月の販売統計がまとまりました。
国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年指数は、前月より6ポイントダウンし100%に。
北海道胆振東部地震による一時的な物流の乱れはあったものの、野菜全体でみると相場は平年並みでした。
△▼は前月からのランクの移動を示します。
◆平年より極めて高い(200%以上)
※該当なし◆平年よりかなり高い(150%以上200%未満)
※該当なし◆平年より高い(125%以上150%未満)
にんじん△、きゅうり、ねぎ◆平年よりやや高い(111%以上125%未満)
なす、トマト▼◆平年並み(90%以上111%未満)
馬鈴薯、ほうれん草、大根▼、ピーマン▼、玉ねぎ△、レタス、里芋▲◆平年よりやや安い(80%以上90%未満)
はくさい▼◆平年より安い(67%以上80%未満)
キャベツ▼◆平年よりかなり安い(50%以上67%未満)
※該当なし◆平年より極めて安い(50%未満)
※該当なし
北海道産が全国の9割強を占めるにんじんの相場が高騰しています。前年が極度の安値で作付け面積が減少したことに加え、8月の豪雨の影響で作柄が悪く、品薄となっているため。切り上がりも早まる見込みで、後続の関東産が猛暑の影響で出遅れそうなことから10月も引き続き高値が続くと思われます。
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