青森合同青果株式会社からシェア
あいかわらずタイミングの悪い報道
今朝の地元紙の一面に「葉物、ダイコン高値」の記事が。
確かに1月上旬の大根の卸売価格は平年の3倍弱と高騰していましたが、先週から高値疲れで相場は軟調、下げに向かっています。
これまで仲卸業者や小売店では買いやすい値だんにするため利益率を抑えたり規格を工夫するなど涙ぐましい努力してきました。
ようやく相場が落ち着き適正な利益を取れる状況に近づきつつある時に、高値を報じられると需要にブレーキがかかり売り足が鈍ってしまいます。
ほんとうにタイミング最悪です。
いつも不思議に思うのですがどうして相場が下げに向かっている場面を狙ったかのように野菜の高値を報道するのでしょうか?
また、昨年の夏、大根や人参など露地野菜の価格が暴落し、5か月にわたって極度の安値が続いた時には知らんぷりだったのに、高値になると騒ぎ立てるのでしょう?
教えてください。
画像は福岡県産の大根。千葉県産の入荷量が回復していないため、供給量不足とならないよう融通してもらいました。ありがたいことです。
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