海外食料需給インフォメーション
-農林水産省政策課食料安全保障室ー
農閑期の過ごし方④ in 米国ミシガン州
How to spend farmer’s agricultural off-season in the US. Part.4
ミシガン州の農家では、冬の時期をどのように過ごしているのでしょうか。
例えば、写真①のように、農業組織等が開催するセミナーやワークショップに参加します。ここで、とうもろこしや大豆の新しい研究や土壌改善や節水事業への補助金、また、急速に発展する新しい技術等について情報を共有します。
また、写真②のように、自宅の作業場で農業機械の更新やメンテナンスを行います。写真の機械はストリップ耕耘機です。これは、耕作用の機械で、とうもろこしの種子を播種する時、土壌の必要な部分だけを耕し、他の部分はそのままにしておくことができます。ストリップ耕作をすることで、有機物の量を増やし、土壌の流失を防ぐことができます。
他には、春に使うことになる種子の種類や肥料、除草剤について調べて購入します。
このように、彼らは、農閑期もとても忙しく過ごしています。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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