ロシアの冬小麦の状況
ロシアでは、2018/19年度の小麦生産量が前年より減少し71.7百万トンと見込まれていまが、すでに2019/20年度の冬小麦の作付けが終了し、休眠期を脱しつつあります。
写真のロストフ州(黒海沿岸)の生産者は、播種作業が終了してから降雨不足であったため、3月上旬現在の小麦の状態を並程度と評価しています。
12月初旬、出芽しても高さが1センチメートル程度しかない小麦もありましたが、冬の比較的温暖な天候で土中深くまで凍結しなかったこと、3月の雪解けで土壌水分が十分となったことから小麦の生育が著しく高まったとのことです。
3月上旬、すでに、畑全体へ硝酸アンモニウムの施肥も終了しました。
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