雪が多くても穀物輸送は順調です(カナダ)
Grain delivering is going well even more snowfall in Canada.
カナダ東部オンタリオ州では、昨秋に播種した2018/19年度の冬小麦は、2月9日には雪の下で越冬中でした(写真①)。
同地域では、2月は1月より雪が多いものの、穀物の輸送は、順調に進んでいるそうです。
写真②~➃は、農家保有のエレベータで昨年収穫した小麦の荷積みと、トラック輸送の様子です。
このトラックでは、一度に45トンの穀物を運べるそうです。
カナダ農務農産食品省(AAFC)のレポート(2018.2.16)によれば、 2018/19年度のカナダ小麦の播種面積は、前年度を4.2%上回る950万ヘクタールとなる見通しです。
これは、硬質赤色春小麦やデュラム小麦は比較的収益性が高く、主産地の同国西部で来春の作付けが豆類からシフトすると見込まれるためです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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