雨季米の田植えの準備中(インドネシア)
Preparation for planting wet-season rice in Indonesia.
インドネシアは世界第3位の米産地で、主要作である雨季米の田植えは、例年11月~翌年4月頃に行われます。
本日の写真は、2018年1月8日に撮影したインドネシアの米主産地ジャワ島中部の田植え前の圃場です。
写真①は、冠水後に手動トラクターで代かきをしている様子です。代かきは、土壌に養分を行き渡らせるために大切な作業です。
写真②は、雑草などを土に鋤き込んで圃場を整備しているところです。生産者によれば、ここの圃場での前作の乾季米が、トビイロウンカなどの被害を受けたため、次の田植えに向けて念入りに掃除をしているとのこと。
農業市場情報システム(AMIS)の報告(2018.2.1)によれば、同国では田植えが順調に進んでいますが、一部で十分な雨が降るのを待っている農業者もいるため、遅れ気味だそうです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
コメント