収穫を迎えた小麦畑(アルゼンチン)
Wheat field in the harvesting season in Argentina
南半球のアルゼンチンは夏真っ盛り。小麦も収穫期を迎えています。
本日の写真は、2017年11月29日に撮影した、ブエノスアイレス州の収穫間近の小麦畑(写真①)と、収穫作業の様子(写真②)です。生産者のロチャ氏によれば、今年は、登熟の最終段階に高温に見舞われたため、いつもより収穫時期を早め、11月後半から作業を開始したそうです。今年は、さび病や高温のため子実が十分に実らないのではと心配していましたが、収穫の初段階では予想を上回る単収で、4.8トン/ヘクタールであるとのこと。
国際穀物理事会(IGC)によれば、アルゼンチンの小麦生産量は1,590万トンと、前年度(1,760万トン)下回るものの、平年に比べ約3割増しとなる見込みです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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