海外食料需給インフォメーション
(Global Food Supply & Demand Information)
-農林水産省政策課食料安全保障室ー
とうもろこしは大豊作(米国)
A bumper year for corn in the United States.
米国農務省は11月9日、「世界及び主要国の穀物等に関する需給見通し」(WASDE)を発表しました。
本報告によれは、2017/18年度のとうもろこしの生産量は370.3百万トンと、前年度を4%下回るものの、10月予測から2%上方修正されました。単収は11.01トン/ヘクタールと、10月予測から0.23トン上方修正され、前年度を0.05トン上回ると見込まれています。
この予測が実現すれば、単収は過去最高を記録することになります。
今年は、播種期に主産地の中西部で低温多雨型の天候となり、また、6、7月には高温乾燥型の天候に見舞われたことから、単収は低下すると予想されていたため、予想外の好調ぶりに市場関係者は驚きを隠し得ない様子です。
写真は、11月1日に撮影されたネブラスカ州のとうもろこしの収穫作業の様子です。作柄は良好とのことです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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