長雨に悩まされる小麦生産者(ブエノスアイレス州)

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海外食料需給インフォメーション
(Global Food Supply & Demand Information)
-農林水産省政策課食料安全保障室ー

 

 

 

 

 

長雨に悩まされる小麦生産者(ブエノスアイレス州)
Wheat growers struggling with persistent rain in Buenos Aires, Argentina.

 

 

 

 

 

 

アルゼンチンの小麦1-1

 

アルゼンチンの小麦1-2

 

アルゼンチンの小麦1-3-

 

 

 

アルゼンチンでは、例年、小麦の播種は秋~冬の5~7月、収穫は夏の11月~翌年1月頃に行われます。

今年は、主産地のブエノスアイレス州等で、播種時期以降、雨がちな天候が続いて土壌水分過多となり(グラフ参照)、播種作業や施肥・防除作業が遅れるとともに、さび病などの病害が発生しやすい状態となっているそうです。

ブエノスアイレス州ヌエヴェ・デ・フリオ市にあるアドリアン・ジルさんの圃場では、6月24日に小麦を播種しました。播種直後の生育は順調でしたが(写真①)、長雨により、10月初旬には、一部で黄色やオレンジ色のさび病の被害が発生したとのこと(写真②)。

そのため、殺菌剤を散布したそうです。

一方、同国北部など他の産地では、総じて天候に恵まれて生育が進展しており、ブエノスアイレス穀物取引所週報によれば、10月25日時点の同国全体の作柄評価は、良~やや良の割合が6割となっています。

 

◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」

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