海外食料需給インフォメーション
(Global Food Supply & Demand Information)
-農林水産省政策課食料安全保障室ー
大豆の収穫作業は順調に進展中(米国)
Soybean harvest is well underway in the United States.
秋も深まり、米国各地では大豆の収穫が最盛期を迎えています。
今年は、播種期に主産地の中西部で低温多雨型の天候となり、また、6,7月には高温乾燥型の天候となったことから、単収の低下が予想されていました。
しかし、米国農務省(USDA)の穀物等需給報告(WASDE)によれば、2017/18年度の米国産大豆の単収は3.33トン/ヘクタール、生産量は120.6百万トンと、単収は史上2番目、生産量は史上最高を記録する見込みとなり、5年連続の豊作となりました。
4枚の写真は、イリノイ州、ペンシルバニア州、アイオワ州の大豆の収穫作業の様子です。USDA「Crop Progress」によれば、10月22日現在、米国全体の大豆の収穫進捗率は70%と、前年同期を4%、過去5年平均を3%下回るものの、作業は概ね順調に進展している模様です。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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