海外食料需給インフォメーション
(Global Food Supply & Demand Information)
-農林水産省政策課食料安全保障室ー
夏の暑さ、ダメージではなくプラスに(米国)
Hot summer, helping more than hurting the growth of rice in the US
本日は、米国カリフォルニア州・サッター郡の米生産者、トム・バトラーさんからの報告をお届けします。
バトラーさんは、お父さんとともに4,000エーカー(約1,600ヘクタール)で稲作をしています。
曽祖父の代までは畜産をしており、約半分に飼料作物のアルファルファを植えていたそうですが、ここ10年くらいで米に特化したそうです。
そのバトラーさんから頂いた、8月30日時点の水田の状況についてのコメントをご紹介します。
「登熟期、そして収穫を迎える稲のために水管理を行っていますが、正直言って暑い中での作業は楽しいものではありません。
また、暑さは米の完熟を阻害する懸念もあるのですが、今年は春の長雨で田植えが遅れたため、収穫が遅れるのではと心配していたので、この暑さはダメージではなくプラスになると思われます。
私たちは、この暑さで生長の遅れを取り戻し、無事収穫できることを祈っています。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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