春小麦の作柄は良好(カザフスタン)
Crop conditions for spring wheat are favourable in Kazakhstan.
カザフスタンでは、2017/18年度の小麦生産量は約1,400万トンとなる見込みで、主にパン用に使われる春小麦が9割以上を占めています。
本日の写真は、その春小麦の主産地のひとつ、同国北部アクモラ州の春小麦畑です。
撮影した8月上旬には、茎が約70cmまで伸びて開花期~乳熟期を迎え、作柄は非常に良好とのこと。
これは、7月に十分な雨が降り、生育に理想的な気温が続いたためです。
このような温暖湿潤型の天候の下では、病気の発生が懸念されるのですが、写真の圃場では、6月末に除草剤と殺菌剤を散布したこともあり、今のところ病害は発生していないとのこと。
しかし、まだ安心できないので、あと1回は農薬散布を計画しているそうです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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