低単収が予想される春小麦(米国)
Spring wheat yield likely to be lowered in the US
本日は、米国の春小麦についてご紹介します。
同国の春小麦は、ノースダコタ州等の大平原北部を中心に、4~8月頃に栽培されます。同地域では、たんぱく含有量が高いパン用に適した春小麦が多く栽培されており、日本向けにも輸出されています。
しかし、今年は6月以降、主産地で高温乾燥型の天候が長く続いたため、各地で単収が低下するとともに、収穫の放棄も見られるそうです。
本日の写真は、小麦品質委員会の副会長デイブ・グリーン氏がノースダコタ州での現地調査で撮影した、春小麦とデュラム小麦です。なお、同州西部では特に厳しい干ばつになっているとのことです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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