綿花と小麦の二毛作を検討中(豪州)
Considering the feasibility of double-cropping cotton and wheat at NSW, eastern Australia
本日の写真は、7月初旬、綿花を収穫したばかりの圃場で、この後に小麦を播種すべきかどうか、農家が議論している様子です。
南半球の同国では、小麦の播種は、例年、秋の4~5月頃に行われ、綿花の収穫はその後、冬の6月に行われます。
しかし、この圃場の生産者は、通常より約4週間遅れのこの時期に、小麦の播種に挑戦しようとしています。
メリットは、綿花と小麦の二毛作により、年間を通じて圃場を活用できることです。
一方、デメリットは、小麦の播種が遅いと、冬の寒波や降霜の被害を受けるリスクが高まることです。
このため、生産者としては、もし小麦の品質に問題があるようなら、穀物として収穫せずに、牧草として羊を放牧しようと考えているそうです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
コメント