2016/17年度のとうもろこし生産量は大幅に増加する見込み(アルゼンチン)

 

 

 

 

 

海外食料需給インフォメーション
(Global Food Supply & Demand Information)
-農林水産省政策課食料安全保障室ー

 

 

 

 

 

 

2016/17年度のとうもろこし生産量は大幅に増加する見込み
(アルゼンチン)
2016/17 corn is expected to increase significantly in Argentine.

 

 

 

 

アルゼンチンのとうもろこし

 

 

アルゼンチンの2016/17年度のとうもろこしの生産量は、前年度から37.9%増加し40.0百万トンに、輸出量は、26.7%増加し27.5百万トンとなる見込みです。

生産量及び輸出量の大幅な増加は、2015年12月10日に発足したマウリシオ・マクリ大統領が打ち出した政策のおかげです。

新政権により、従来20%だったとうもろこしの輸出税が撤廃され、同国通貨のペソを変動相場制に移行されペソが20%以上切り下がりました。

これにより農家の採算が改善し、とうもろこしの播種面積が大幅に拡大したのです。

写真は、4月19日現在、収穫作業が進展するブエノスアイレス州のとうもろこし畑の様子です。

単収は平年を上回る10トン/ヘクタールと、豊作となる見込みです。

 

◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました