小麦の播種シーズン到来(オーストラリア)
The field work for seeding wheat has started in Australia.
南半球のオーストラリアは秋を迎え、小麦の播種作業が始まりました。
1枚目の写真は、西オーストラリア州の播種前の畑に石灰を散布している様子です(4月28日撮影)。
石灰は、作物がより生長しやすくなるよう、土壌の酸性度を下げるために使われています。
このように、石灰を使って酸性土壌を中和することは、オーストラリアでも一般的な手法だそうです。
2枚目の写真は、早期に播種を終え、2葉期を迎えたニューサウスウェールズ州南部ハーデンの小麦畑です(5月1日撮影)。
同地域では、今秋は好天に恵まれ、小麦は順調に生育しているそうです。
オーストラリア政府の予測よれば、2017/18年度の小麦生産量は、史上最高となった前年度を32%下回る約2,400万トンとなる見込みです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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