欧州第2の穀物輸出港、ルーアン港(フランス)
The second grain export port in Europe, Rouen harbor in France
フランス北部、セーヌ・マリティーム県のルーアン港はセーヌ川の水運を利用した河川港ですが、東欧のルーマニア・コンスタンツァ港に次いで、欧州第2の穀物輸出港とされています。
港から北海に至るセーヌ川は長年の浚渫事業により水深は12メートル以上あり、パナマックス級の6万トンの船でも航行できるとのこと。
例年であれば10月中旬は穀物を満載した貨物列車やトラックが列をなしている繁忙期にあたるわけですが、フランスでは今年、小麦が大不作だったことや、中国が大麦を買わなくなったこともあり、10月19日現在、港は閑散としていました。
◎需給に関する情報は農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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