-農林水産省政策課食料安全保障室ー
北半球では冬小麦の播種・発芽が進展中
Seeding & emerging of winter wheat is progressing in the northern hemisphere.
昨日ご紹介したとおり、現在、南半球では2016/17年度の小麦が生育中ですが、北半球では、2017/18年度の冬小麦の播種や発芽が進展中です。
播種作業は、ロシア(写真①)では8月半ばから、米国(写真②)とカナダ(写真③)では9月頃から開始されました。
ロシアでは、9月末時点で発芽~分げつ期を迎え、一部で雨不足による悪影響が懸念されるものの、大半の産地では土壌水分量が適度で作柄は平年並みとのこと。
米国では、10月23日現在、播種進捗は82%、発芽進捗は58%となり、作柄は良/やや良の割合が59%と前年同期(47%)を上回っています(米国農務省)。
カナダでも、9月の散発的な降雨を受けて発芽や初期生育が順調に進んでいるそうです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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