11月の小麦・とうもろこし・なたねの状況 in ウクライナ・ドニエプロペトロフスク州 |

海外食料需給インフォメーション

－農林水産省政策課食料安全保障室ー

本日は、ウクライナ中央部に位置するドニエプロペトロフスク州の小麦、とうもろこし、なたねの11月10日現在の状況についてご報告します。

写真①は、分げつ期を迎えた秋蒔き小麦（冬小麦）の様子です。ちょうど降雨があったところで、作物の100％が良好な状態にあります。

写真②は、とうもろこしの収穫を終え、耕起作業が行われたほ場の様子です。来春、は種作業が行われる予定です。

写真③は、なたねの秋蒔きを諦めたほ場です。今年の秋蒔きなたね（冬なたね）は、は種時期に非常に乾燥した天候に見舞われ、発芽率が20％にも満たなかったそうです。このため、ほ場を再び耕起して来春まで放っておくことにしたそうです。

同じ地域でも、は種のタイミングにより、その作柄に大きな違いが出ているようです。

◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html