手が長いから
一般的に川エビと呼ばれるテナガエビ。
オスは成長に伴い手が長くなることからその名が付いたそうです。
国内第2位の面積を持つ湖「霞ヶ浦北浦」では、漁獲量の全国シェア6割超。
漁は春から晩秋まで行われますが、その多くは、夏に生まれたテナガエビを、9月中旬から10月下旬にかけ、主に底びき網漁で獲る「秋漁」ものです。
地元では秋漁の初物として獲れる特に小さなものを「ザザエビ」と呼んでいます。
殻ごと食べることができ、油で加熱調理することで香りが際立つテナガエビは天ぷらやから揚げでおなじみ。
また、最近ではピザやパスタにも利用されるなど、調理法によって様々な食感や風味を楽しめるのも魅力です。
ちなみに、担当のおすすめは、シンプルに素揚げして、軽く塩・コショウをふったもの。
食べ始めると、これが後を引くおいしさで、手が止まりません。
写真提供:茨城県
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