冷たいのが普通です
「肉そば」といえば、鰹や昆布出汁の温かいつゆに、牛肉や豚肉がのったそば。
でも、山形県河北町の「肉そば」は、冷たくて鶏肉がのっています。
発祥は大正時代とも言われ、つゆが冷たいのは、そばのコシを生かすため。
当時手に入りやすかった鶏肉が、出汁にもトッピングにも使われました。
しょうゆベースのつゆは、田舎風のほんのりやさしい甘じょっぱい味。
トッピングした鶏肉とネギの旨味もあいまって、いつのまにか、やみつきになる人も多いそうです。
町内のお店では、「温かい肉そば」も選べますが、地元の方や肉そばを目当てに町を訪れる方は、たいてい冬でも冷たい「肉そば」を注文するそうです。
近くにお出掛けの際は、お好みの味を探して食べ歩きなんていかがですか。
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