【飛び魚】
海上を滑空する姿は、まるで飛行機。
本日は、まさに旬を迎えている「トビウオ」についてご紹介します。
トビウオは、大きく発達した胸びれとV字状に長く伸びた尾びれを使って、海面から3メートルほどの高さを、時速60キロメートルで300メートル(約18秒間)ほど飛ぶそうです。中には、推定で700メートル(約45秒間)ほど飛ぶものもいるとのこと。勢い余って、自ら漁船に飛び込んでくるものもいるそうです。
何故飛べるようになったのかは諸説ありますが、主にマグロなどの外敵から身を守るためだと言われています。
より遠くへ逃げるため、胃を無くし、消化管も短くすることで、体を軽くしているというので、驚きですね。
食べ方としては、刺身にすると美味しい青魚で、アジやイワシと似ていますが、脂が少なく、あっさりとした味わいです。
また、焼いて乾燥させたものを、ラーメンやうどんの出汁としても使っており、トビウオの別名から「あごだし」と言われています。
寿司ネタとしてよく見かける「とびっこ」が、トビウオの卵だと初めて知った、担当Iでした。
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