紅を塗った美魚
銀色で細長い身体の「サヨリ」は3月から5月が旬。
長い下あごには口紅を塗ったような赤い部分があり、姿が美しいため「海の麗人」や「海の貴婦人」とも呼ばれます。
しかし、抜群のプロポーションの反面、お腹をさくと腹膜が真っ黒なことから、「サヨリのように腹黒い人」のような例えに使われることもあるとのこと。
くれぐれも女性を「サヨリのように美しい」とは言わないようにしましょう。
こんな腹黒い魚ですが、その身は淡泊な白身で、刺身、酢の物、天ぷらや開き干しなどで美味しく食べられます。
コメント