【とろろ+麦のベストマッチング】
明日6月16日は、6(ムギ)16(トロ)ということで、「麦とろの日」です。
梅雨のムシムシした気候で夏バテの兆候が出始めるこの時期、食物繊維たっぷりの麦ごはんと、さらっと食べられるとろろを合わせた「麦とろごはん」は栄養補給にも最適です。
つるつるっとした食感のとろろですが、とろろにする芋は植物学上では、総称して「やまのいも」と呼ばれています。
このうち食用とされるものは、中国原産の「山芋(やまいも)」、日本原産の「自然薯(じねんじょ)」、東南アジア原産の「大薯(だいしょ)」に分けられます。さらに「山芋」は、長細い「ながいも」、開いた手の形のような「いちょういも」、球状の「やまといも」の3つの品種に分けられます。
ただ、地域によっては「ながいも」を「やまいも」と呼んだり、「いちょういも」を「やまといも」と呼んだり、球状の「やまといも」を「つくねいも」と呼んだりするなど通称も多く、話が噛み合わない!ということもあるかもしれません。
かたや、ぷちぷちっとした食感の麦飯は一般的に大麦を使います。主な収穫時期は5月から6月で、今年は梅雨の影響を受けず収穫を終えることができたそうです。大麦にも、うるち性の「押麦」、粘りのあるもち性の「もち麦」などがあり、様々な種類が売り場に並んでいます。
今年は、好みのやまのいもと麦ごはんで、夏バテさらば!といきませんか?
(写真提供(いちょういも・やまといも):(独)農畜産業振興機構)
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