徳川家御用達の魚
氷上での穴釣りのイメージがあるワカサギ。
漢字では「公魚」と書くこともありますが、その由来をご存じですか。
江戸時代、かつての常陸国藩主が徳川11代将軍・家斉に年貢としてワカサギを献上し、たいそう気に入ったことから、公儀御用魚となったとのこと。
その名残として、公魚という漢字があてられました。
冬の間を漁期とする地域が多いですが、茨城県ではワカサギの資源を守るため、産卵期である1月中旬から2月末までと、稚魚期となる5月初めから7月中旬までを禁漁期としています。漁が解禁された7月下旬から、骨や身が柔らかい若いワカサギが味わえるそうです。
寒い時期に頂くワカサギも美味しいですが、夏のワカサギも是非味わってみたいですね。
写真提供:茨城県農林水産部 販売流通課
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