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【葉っぱの傘】
今日6月11日は傘の日です。そこで、傘の代わりにもなりそうな日本一大きなフキをご紹介します。
ラワンブキは、北海道足寄町螺湾(らわん)地区に自生していて、成長すると高さ3メートル、太さ10センチにまで大きくなります。農産物として栽培されており、一般的に流通しているフキに比べてアクが少なく、ミネラルや食物繊維も豊富なことから、食材として注目されています。
収穫時期は、ちょうど今頃の6月上旬から7月上旬で、天ぷらにして食べると、シャキシャキした食感と爽やかな香りが楽しめるそうで、漬け物や佃煮、カレーなどの加工品も作られています。
アイヌの伝説に登場する小人のコロポックルは、「フキの下の人」という意味です。北海道に旅行する機会があれば、一度、ラワンブキの下を歩いてコロポックルの気分を味わってみたいと思う担当Yでした。
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