【6月10日は時の記念日です】
日本書紀によると671年のこの日、天智天皇が漏刻(水時計)を使って、日本で初めて時を知らせたと記録があります。また、1920年に東京教育博物館(現在の国立科学博物館)にて開催された、「時」展覧会が大盛況であったことが契機となって、記念日として制定されました。
時を知らせるといえば時計ですが、写真の花は、雌しべが時計の長針、短針、秒針、花の形が時計の文字盤のように見えることから、トケイソウ(時計草)の名がつけられました。英名は、十字架に張り付けられたキリストに見えることから、パッションフラワー(受難の花)と呼ばれています。
トケイソウの約400種のうちほとんどの種が熱帯アメリカとその周辺に、少数種がアジア、オーストラリアに分布しており、巻きひげにより上昇するつる性植物です。
ちなみに「パッションフルーツ」も同じトケイソウの仲間です。
ちょうど時の記念日が近くなるこの頃、担当の隣の家では、毎年、トケイソウの花が咲き始めます。
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