「青い菊」誕生
「菊」は日本人になじみ深い花です。原産地は中国ですが、8~9世紀頃に日本に伝わると、薬用や鑑賞用として栽培・改良されるようになります。
江戸時代には日本から海外にも伝わり、欧米で独自の発展を遂げました。
今では、日本で作られた品種は「和菊」、欧米で作られた品種は「洋菊」と、大きく2つに分けることができ、様々な形や色の菊がありますが、これまで青や青紫といった色の菊はありませんでした。
しかしこの度、菊ではない二つの青い花から取り出した遺伝子を使って、青い菊が開発されました。種類も、輪菊(りんぎく)とよばれる一般的な形の菊だけではなく、ポンポン咲きやデコラ咲きなど、アレンジメント向きのかわいい菊もあります。
一般に販売されるのはまだまだ先になりそうですが、詳細は広報誌affで紹介していますので、ぜひご覧ください。
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