逆輸入ツツジ
八重咲きで豪華に見える花を咲かせるアザレアは、室内観賞用として改良された常緑性ツツジです。
江戸時代末期、ベルギーのプラントハンターが、日本や中国をはじめとしたアジアのツツジ類をイギリスに持ち帰りました。オランダを中心にした欧州で大規模な交配が行われ、現在のアザレアが誕生しました。
日本には明治時代初期に持ち込まれ、現在も鉢花として親しまれています。交配場所にちなんで、セイヨウツツジ、オランダツツジなどと呼ばれる場合もあります。
温度調整により簡単に開花期をずらせるため、今頃は本来の開花期ではありませんが、華やかな花色のアザレアが店頭に出回ります。
花色もピンクのほか、白、赤、オレンジなどたくさんありますので、お気に入りの1鉢が見つかるかもしれませんね。
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