毎月2日は「麩(ふ)の日」

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麩(ふ)の日

 

 

 

 

毎月2日は「麩(ふ)の日」

 

毎月2日は「麩(ふ)の日」です。麩の消費を推進するために、(協)全国製麩工業会が平成10年7月に制定しました。

麩はグルテン(小麦タンパク質)からできています。小麦粉を少量の水でよく練って団子状にし、それをたっぷりの水の中で何度も洗うと、デンプン質が水中に流れ出して、もちもちとした良質のグルテンが得られます。

このグルテンに小麦粉をまぜて練り、焼いて乾燥させたものが焼き麩(やきふ)です。

再び小麦粉をまぜることによって、しっかりとふくらみ、調理で出汁を含むともっちり、とろとろの食感になります。この日持ちする焼き麩の登場によって、麩が全国に広まったと言われています。

一方、グルテンにもち粉を加えて練り上げ、型に入れて成形し、茹でたり蒸したりしたものが生麩(なまふ)です。

懐石料理で季節を演出したり、鍋の具や田楽として食したりします。

ちなみに、水中に残ったデンプンは、半透明の蒸し餃子の皮や和菓子などに使われたり、糊(のり)の原料などになったりするそうです。

麩は地域や季節によって様々な種類が作られており、食べ方も色々です。料理に彩りとして添えるだけでなく、汁物の具にしたり、煮たり焼いたりしても、おいしく味わえます。

よかったらいつもの食事に取り入れてみて下さい。

 

 

 

 

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