緑色から黄色へ
レモンといえば黄色いものが一般的ではないでしょうか。
国産のレモンは、広島県や愛媛県など、瀬戸内地方を中心に生産されたものが12月中旬から3月頃まで出回りますが、今の時期は、グリーンレモンと呼ばれる緑色をしたものが出回ります。
グリーンレモンとは、通常のレモンをまだ緑色の時に収穫した若いレモンのこと。
中身は黄色いレモンと同じですが、香りはとてもさわやかで、深い酸味があるのが特徴です。
香りを楽しむため、ある程度の大きさになり、果汁が出始めたら収穫します。
収穫してから1か月くらい放置しておくと黄色になりますし、そのまま木に実らせておいても黄色くなります。緑色から黄色になるにつれて、香りが減る代わりに果汁が増えていくので、黄色いレモンは、グリーンレモンと比べると、少しまろやかに感じます。
また、輸入レモンは緑色の状態で出荷しても輸送中に黄色くなるため、グリーンレモンはほぼ国産です。
グリーンレモンを使ったレシピも多く紹介されています。
皮ごと使って色どりきれいに、秋ならではの香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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