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ババヘラアイス
秋田では、親しみを込めて、中高年女性のことを「ババ」と呼びます。
そして春から秋にかけて、秋田県内の国道を車で走ると、その「ババ」たちが路上でアイスを販売している光景を目にすることができます。
赤や黄色のパラソルの下、大きな缶の中から金属のヘラで盛りつけられるピンクと黄色のアイスは、通称「ババヘラアイス」。
「ババ」が「ヘラ」で盛りつけてくれることから、このように呼ばれるようになったとか。50~60年前から売られています。
ピンクのアイスはイチゴ味、黄色いアイスはバナナ味やレモン味です。最近では、ソーダ味の青いアイスを売っているお店もあるそうです。
以前はヘラで山のように盛りつけるだけでしたが、十数年前から写真のような「バラ盛り」も始めたとのこと。
ミルクたっぷりのシャーベット状のアイスは、甘くてさっぱりとしています。
「ババヘラアイス」は、各地のイベント会場などでも売られているそうです。
今度見かけたら、「ババ」との会話共々、楽しんでみてはいかがでしょうか。
写真提供:なんも大学(上、右下)
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