市場流通はどこへ行く?
農協と市場は同じ穴のムジナでお天道さま任せ、あなた任せでやってきたので、気の利いた生産者はどんどん農協離れを起こしているし、市場外流通も拡大してきた。
果実の市場流通は50%を割り込んだのは、すでに10年前のこと。
だから果実の価格形成はもう市場では出来なくなっている。
そして野菜もこの例に習って市場流通のシェアは縮小してきている。
野菜まで市場流通が50%を割り込むと急速に力を失くすことは間違いないだろう。
もう巻き返しはとても困難なところまできているのだ。
このように社会の構造そのものが激変しているとき、市場の経営者は「臨時休市」を撤廃して顧客開拓や産地開拓に奔走しなければけないのに、誰ひとりそうした気の利いた経営者はいない。
いまどきデパートやスーパーの小売業で週中で休みをとっているところはどこもない。社員の労務対策は各社のローテーションで取り組むべき問題である。
こうした努力をしないかぎり、市場外流通の拡大を食い止めることはできない。
==畑から台所までが守備範囲==
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