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いろいろ活躍するのが「ウリ」です
ちょうどこの時期に立派なウリが実る「ユウガオ」。
名前だけ見るとアサガオ、ヒルガオ、ヨルガオと同じ種類に見えますが、「ユウガオ」はウリ科で、他の3つはヒルガオ科の植物です。
ユウガオの実は、食用として干瓢(かんぴょう)に加工されたり、中身をくりぬいて容器として使われたりしました。
また、意外なところでは、この時期が旬のスイカの栽培に使う苗を接ぎ木でつくる際に、台木として使われています。
これはスイカが「スイカつる割れ病」という病気に弱い一方、ユウガオはこの病気に強く、また、同じウリ科の植物であることから、スイカとの相性が良いためです。
このため、スイカの産地では、スイカだけでなく、ユウガオの苗も一緒に育てられます。
丸いユウガオの実(左下)とスイカ(右下)を比べて見ると、縞模様がないだけで、形は似ていますね。
写真提供:京都府立植物園(左下)三島函南農業協同組合(右下)
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