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強い個性があります
ドクダミ科ドクダミ属の多年生植物、「ドクダミ」。半日陰のやや湿った道端や空き地に自生し、ちょうど今頃から初夏の時期に花を咲かせます。
一見、花びらのように見える白い部分は、総苞（そうほう）といって花の根元で蕾を包んでいた葉に当たります。
では本当の花はどこにあるかというと、総苞の中心部の黄色い部分で、よく見るととても小さな黄色い蕊（しべ）がたくさん集まっているのが分かります。
ドクダミといえば、強い独特な「におい」が特徴。
そして驚くほど繁殖力が強く、地下茎でどんどん増えていくので、手を焼いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなドクダミですが、総苞が八重状になっているものや、葉に乳白色や赤の斑が入ったものは、園芸品種として販売もされています。
普通のドクダミと違った美しい雰囲気があり、特に斑入りのドクダミは海外では人気があるそうです。
でも、日本ではどちらかと言えば苦手な方の多いあのにおい、海外の方はどう思っているのかなあ・・・と、ちょっと気になる担当です。
写真提供：草星舎（写真左下、写真右下）
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