棚田の田植え
あちらこちらで田植えが行われています。
そこで今日は、田植えの時期が一番魅力的といわれる佐賀県浜野浦の棚田についてご紹介。
戦国時代から江戸時代にかけて、石を積み上げ開かれたと言われる浜野浦の棚田。玄海灘に面した海岸の斜面に、大小283枚の田んぼが幾重にも連なります。
田植えのために棚田に水が張られると、光を反射してきらきらと輝き始めます。そして最も美しいのが夕暮れ時。水平線に沈む夕日が水田と海面をオレンジ色に染め、幻想的な風景を作り出します。
「日本の棚田百選」や、「恋人の聖地」、「佐賀県遺産」にも認定されているほどです。
田植えは今年も5月上旬に終わりましたが、1つ1つの水田の面積が狭くて高低差があるため、大変な作業でした。
その後も平地より重労働が続きますが、こうした農業者の方々の努力が、日本の原風景といわれる棚田を維持してくれているんですね。
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