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真っ赤な果実
今日は真っ赤な果実、ジュースでもおなじみのアセロラをご紹介します。
日本では沖縄の本部町(もとぶちょう)で栽培が盛んで、現地では親しみを込めて「アセローラ」と呼ぶそうですので、今回はアセローラで統一したいと思います。
このアセローラ、西インド諸島から南米にかけての地域が原産で、世界ではブラジルやハワイ、フィリピンなどで栽培されています。
沖縄には1958年、東京タワーが完成した年に導入されました。
本部町では初出荷の時期である5月12日を「アセローラの日」としてイベントを開催しています。
これは、初出荷の時に生産者が本部町のアセローラ畑の礎となる母樹に今年の豊作を祈ったのが始まりとされています。
生の果実は傷みやすく、収穫後3日ほどしか日持ちしないため、ジュースやゼリー、ジャム、飴などに加工して食べられますが、今の時期、現地ではその貴重な生果も出回るそうです。
ぜひ一度、「生のアセローラ」を味わってみたいものです。
写真提供:本部町観光協会
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