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海辺にも春がやってきました
一年中手に入るけれど旬はいつ？と思う食材ってありますよね。
本日ご紹介するのもそんな食材の一つ、「ワカメ」です。
ワカメは大宝律令には租税の一つとして記載されているほか、万葉集でも詠まれているなど、日本においては古くから身近な食材です。
生では傷みやすいことから、長く保存するために天日干し等により乾燥させるなどの工夫が施されてきましたが、昭和40年代に養殖技術が広まるとともに、風味を損なわず保存する方法として今では一般的となった、湯通し塩蔵ワカメが作られるようになりました。
さて、そんなワカメの旬は、３月から５月のちょうど今頃の時期です。
産地では磯の香り豊かな生のワカメが出回るとともに、獲れたてを素干ししているこんな風景が春の風物詩として見られるそうです。
写真提供：京都府農林水産技術センター海洋センター
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