熊本なす
熊本地震の「本震」から1年になります。
選果施設が破損したり、農家や選果場の作業員の皆さん自身が被災して人手が足りない中、出荷のピークを迎えようとしていたのがナス。
熊本はナスの一大産地であり、「肥後のでこなす(筑陽)」や「熊本赤なす(ヒゴムラサキ)」が有名です。
「肥後のでこなす」は、黒っぽくすらりとした形でやや小ぶりで、アクが少なく甘みがあり、色々な料理に使えます。「熊本赤なす」は、やや赤紫の大ぶりで果肉が柔らかく、田楽や焼きなすに最適です。
明日(4月17日)は、「4」「1」「7」と「よいなす」の語呂合せにちなみ、熊本を含む主産県6県で組織された「冬春なす主産県協議会」が定めた「なすび記念日」。
地震により被災された農業関係者の皆さんに思いを馳せながら、熊本県産のナスで好きな田楽を作ってみようと思う担当Gでした。
写真提供:JA熊本中央会(上)、熊本県青果物消費拡大協議会(左下)、熊本県(右下)
コメント